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山形県鶴岡市の食文化都市申請に思う「ブランド作り」のキモ


I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。

前回に引き続き、鶴岡市の「山形つるおか新そばまつり」の記事から。
そばの町だった!山形県鶴岡市「新そばまつり」で「鶴岡産そばのブランド化」を目指す | I love
前回記事

一方で、市町村合併で東北一の行政面積となった同市内の各地には60を超える在来野菜があり、伝統的で貴重な食文化が点在する。同市は食材の豊富さと豊かな食文化の現存を利点に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に食文化都市の登録を申請している。

私がブログに書きたかったことは、そばよりも、実はこの件です。

「ユネスコへの食文化都市申請」は、目の付け所が非常にシャープだな、と思うのです。

「ブランド化」とは言わば「箔をつける」ことです。

そのために役に立つのが、既に広く知られているブランドを利用することと、ストーリーを語ることの二つ。

自分にとってどんなに価値のあるものでも、他の誰かも「これは良いものだ」と認識しない限りは、一般には価値のないものとして片付けられてしまいます。

誰かに価値を認めさせるためには、当然、そのものの価値(長所・特徴)を高めるということでも可能ですが、手間や時間がかかります。

そこで箔をつけるために、既にブランド(権威)として認知されている何かを利用するというのは、費用対効果がとても良いことです。

ちなみに「権威の利用」に関しては、こちらの本が非常に参考になります。

有名な本なので、観光関係に携わる人ならほとんどの方が読んでいるとおもいます。

。。。はずです。。。そう、信じたい。

もしまだ読んでないようでしたら、ぜひ読んで見て下さいね。

と言うわけで、鶴岡市の「ユネスコへの食文化都市申請」は鋭いなあ、と思ったのでした。登録されれば「国内初」となるらしく、これでもまた箔がつきますね。

ぜひ登録して欲しいです。

それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。

P.S.

当社㈱Iloveは、山形市内の不動産仲人業を主業務としています。

山形市内で住宅購入や売却をお考えの方は、こちらのフォームからお気軽にご連絡ください。

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