I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
前回は、フラワー長井線の存続には観光客の獲得が絶対に必要だということと、
そのためには今は活用されていない『あれ』を有効に活用することだ、
ということをお話しました。
で、そのカギを握る『あれ』とは何なのかということですが、
観光客の獲得とフラワー長井線の存続のために、私は、
「スウィングガールズ」の徹底活用を提案します。
「スウィングガールズ」とはご存知のように、こちらのことです。
『スウィングガールズ』(Swing Girls)は、2004年公開の日本映画。脚本・監督は矢口史靖。 東北の片田舎の落ちこぼれ女子高校生がビッグバンドを組んで、ジャズを演奏する青春映画。キャッチフレーズは「ジャズやるべ!」。
ロケは山形県置賜地方を中心に行われ、セリフも山形弁(置賜弁)が使われた。[Wikipediaより]
公開から、もう9年も経つんですねぇ。
月日は流れましたが、今こそ、この眠れるコンテンツを使って、置賜を全国にアピールする時です。
リアル「スウィングガールズ」を生み出す
「スウィングガールズ」をまだ見たことが無いという人は、是非みてくださいね。
単純に面白いですから。
あの映画をきっかけに、楽器を始めたという人も全国各地におおぜいいるのではないかと思います。
置賜地域にいたっては、映画で行われていた音楽祭を「リアルでも開催しよう」ということで、学生参加のジャズイベントが川西町で開かれるようになりました。
第9回 『第20回東北学生音楽祭』:川西町フレンドリープラザイベント情報WEB PLA’s プラ☆ス
そう、リアル「スウィングガールズ」はこのようにすでに多く生まれています。
そこで私の提案は、
自治体が積極的にこれを後押しすることで
「JAZZ」を置賜地域の観光戦略のメインに据える
というものです。
積極的に後押しとは、もちろん資金投入ですね。
そして、行政のフラワー長井線支援費等の一部もここに入れたらどうかと、思うのです。
具体的なお金の使い方は、こうです。
①フラワー長井線沿線の高校、吹奏楽部への楽器購入費の提供
②JAZZ部を新設するための楽器購入費の提供
③フラワー長井線各駅でのJAZZ発表会の実行費として提供
※上記①②は、③の発表会への出場が条件。
要は、学生がJAZZをはじめるための費用を負担し、リアル「スウィングガールズ」をどんどん生み出して、観光の目玉にするというものです。
私にとっての「フラワー長井線」
わたしが、なぜこのようなことを考えたのか。
それには、「フラワー長井線」について長々と書いていながら、私がここまであえて触れなかった重大な事実が関連します。
告白します。
「私は、フラワー長井線に乗ったことがありません。」
小・中・高校とバス通学・自転車通学だった私。
通学でフラワー長井線を利用することは一切無く、かといって日常生活でも利用することもなく、大人になりました。
田んぼのむこうをちっちゃな車両がトコトコと走る姿が、私の原風景だと気づいたのは、長井市を離れ、30歳も半ばを過ぎた頃です。
高校時代の私からしたら、フラワー長井線についてブログで熱く語る大人に自分がなっているなんて、思ってもみないことでしょう。
まして当時の私が「フラワー長井線は大事だ」なんて意識することは、皆無でした。
「フツーに、あるもの」
という感覚。それ以上でも、以下でもありませんでした。
そんなヤツにですよ、「フラワー長井線は地域の財産だ」とか言っても、チンプンカンプンですよ。
今の高校生は、私と違ってもっと賢いとは思います。
しかしもし、私のように考える若者達が多いのであれば、まず彼らを引っ張ってこないといけないと思うのです。
大人があれこれ言っても、
若者がやる気にならないとはじまらない続かない
そこで、楽器を買ってやるからJAZZやれよと。
訂正。
「やれよ」なんて言わなくても、やりますよ。あの映画みたら。
すでに多くのリアル「スウィングガールズ」が誕生していることからみても、間違いありません。
高校祭で3年に1回は「スウィングガールズ」上映すべきですね。
そして彼らは楽器を手にするたび、フラワー長井線を目にするたびに、こう思うのです。
「俺たちが楽器を弾けるのは、フラワー長井線のおかげだ」
と。
長くなりましたが、さらに次回に続きます。
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
P.S.
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