I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
息子の永久歯が変なところから生えてきてて、びっくりしました。歯医者さんに行ったら、「ああ、良くあることですよ」というお話で、拍子抜けしました。
それはさておき。
今回は、「大手ハウスメーカーが苦手なこと」について、お話をします。
「大手ハウスメーカーが苦手なこと」というタイトルだけを見ると、大手ハウスメーカーを貶めるような記事内容を想像される方もいるかもしれませんが、そのような意図は全くありませんので。念のため。
大手ハウスメーカーはこれが苦手
どこで家を建てるにしても、建築会社それぞれに「得意分野/不得意分野」があります。
そしてそれは、会社の規模や、成り立ち、経営戦略上の理由などにより、内容は異なります。いずれにしても「高いレベルでどんな要望にも応えられる」そんな建築会社は存在しません。
なぜなら「お客さまの要望に応える」ということは、建築会社としては「コストをかける」ということだからです。
コストとは、
1.何かを生産するのにかかる(かかった)費用。
2.広義には、物の値段のことも含む。
3.金銭だけではなく、あるものごとを達成するのに掛かった物理量(時間、エネルギーなど)のこと。
例えば、断熱性を重視するお客さまの要望に応えるためには、建築会社は断熱構造にコストをかけて商品開発を行います。また、耐震性を重視するお客さまの要望に応えるために、耐震性能が高い商品を開発したりします。
しかし建築会社がコストをかけた分だけ、販売価格に反映されます。つまり、販売する住宅の価格が高くなります。「どんな要望にも応えよう」とすると、とんでもなく高い家になってしまい、かえって売れなくなります。
そうならないようにするために、「得意分野」を定めて商品開発を行い、販売価格が高くなりすぎないようにしている訳です。
大手ハウスメーカーの得意分野/不得意分野
大手ハウスメーカーが得意なことは、「トータルバランス」です。
デザイン/耐震性/断熱性/可変性/耐久性など、すべてにおいて、一定の水準以上の住宅を建てられるということが、大手ハウスメーカーの得意なことであり、強みです。
そしてそれは同時に、「一定水準以下の住宅を建てる」ことが大手ハウスメーカーの不得意分野ということです。
例えば、
- 「高気密・高断熱いらない。寒くても良い」
- 「間取りも何でも良いし、断熱も耐震もソコソコで良いから、安くしてね」
…なんていう要望には、大手メーカーは応えられないんです。。
ある水準以上の建物を必要とする人にとっては、ハウスメーカーの建物は高くないのかもしれません。
しかしながら個人の嗜好がバラバラな現代においては、皆が皆、高水準の建物を望む人ばかりではないと思うのですが。
参考にしてみてください。
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
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