I love Yamagata.コグチです。
アベノミクスや、オリンピックの開催決定で、景気浮上の楽観的な見通しなどが話題にあがることが多くなったと最近感じます。
景気が上昇すれば金利も上昇します。
住宅購入を考えている方にとって、景気が上昇することで一番気になるのが、住宅ローンの金利。
金利上昇を予想する、住宅ローン利用者が急増 | トレンド | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
私が住宅営業マンをしていた時にも、お客様から「これから金利が上がるか下がるか」の見通しを聞かれることは多々ありました。
その時々で自分の考えを伝えはしましたが、実際にどうなるかというのは責任持てません。だいたい、経済学者でも経済の見通しなんて、みんなバラバラです。
今年、来年のことならまだしも、5年先、10年先の経済状況なんてどうやったら予測できるでしょうか。
住宅ローンも、しかり。
そこで、記事のような「金利の上がり下がりを当てる」という考えを、少し脇に置いてみたらどうでしょう。
それよりも、『金利が上がっても下がっても、慌てないで済む状態にしておく』ことの方が、より大切だと思います。
例えば、いま低金利の変動金利で住宅ローンを組んだとしても、より有利な返済を考える上では、定期的に金利の動向をチェックすることが必要になります。
そして自分が考えていた以上に金利の上昇スピードが早ければ、固定金利への変更などでリスクを管理していかないといけません。
ところで、「変動金利から固定金利への変更」って、どうやったら出来るのでしょうか?
新規に住宅ローンを組む人で、金利タイプ変更の具体的な方法まで、金融機関に尋ねることは少ないと思います。
しかし是非、ここは確認しておいて下さい。
- いつまで
- どこに
- 何を
- どうすれば
変更が出来るのか。
実際にイメージ出来るまで、担当者に確認してください。手数料なども含めて。
つまりこれが『金利が上がっても下がっても、慌てないで済む状態にしておく』ということです。
例として金利タイプの変更の話を上げましたが、出来ることはこれだけではありません。
実際に金利が1%上がったら返済額がいくらになるのか。そうなった時に自分たちはどうするのか、ということなど、とにかく具体的にシミュレーションしてみましょう。
いま出来ることは色々あります。
金利動向といった、自分では管理できないものに心を煩わされるより、自分で管理できることを一つひとつやってみてはいかがでしょうか。
それでは。I love Yamagata.コグチでした。
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