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ハウスメーカー元営業マンのつぶやきin山形 その3


I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。

今回は、シリーズ「ハウスメーカー元営業マンのつぶやき」の3回目をお届けします。

今回もまた、元住宅メーカー営業マンという経歴を無駄に生かし、

リアルながらも役に立たない情報を書いていこうと思います。

毎度おなじみ

住宅展示場あるある

展示場で見かけたあんな人・こんな人

をお伝えします。

今回は、こちらのかた。

見える人_003

「見えないものが見えてしまう方」

私自身は、10年間でお会いしたのは一度だけです。

聞くところによると、ちょくちょく似たような方はお越しになるみたいです。

私がお会いしたのは、女性二人組。

一般的に、女性同士で展示場を見学される方は少なくありません。

そのため、はじめは私も全く気が付きませんでした。


この日も私はいつものように、何の疑いもなく、お二人を展示場の中にご案内しました。

1階2階をご案内し、改めて1階に降りてきた時、それは始まりました。

それまで3人で他愛もない話をしていたのですが、何かのきっかけで、

「私の知り合いが住宅購入をきっかけに体を壊したのよ」と一人の方が話を始めました。

「…それだけじゃなく、その人の家族も怪我したり病気になったり、ひどい状況になったのよ」と、続きます。

そして、

「…実は私、人には見えないものが見えるんです」

「その人に、何かがツイているのが、私には分かったんです!」

「それでその人の家に行ったら、なんと部屋の天井に人の手のあとが無数についていたんです‼︎」

「信じられますか?見たことありますか?天井に無数に手の後が浮かび上がっているんですよ!!!」

「悪霊の仕業です」

「幸いにも私はすばらしい先生を知っていたので、その方はそれ以上、大変なことにはなりませんでしたが。」

「あなたも何か困っていることや、具合が悪いこととかありませんか?」

と、怒濤のように攻めてきます。


これに対して、私。

「毎日が幸せなんで、私には全然関係ないですね」

と、ニコニコしながらも真顔でお答えすると、お二人はシブい顔をして展示場を後にされました。

事実、当時も今も「毎日がハッピー」な私は、これ以外に答えようがないのですよね。

それにしても、「ハトが豆鉄砲食らったような顔」とは、ああいう顔のことを言うんだなあ、と変に関心した出来事でした。

ちなみに

〜まめ知識〜
職人さんが天井を仕上げる時に天井材をべたべた触ったりすると、新築時には何も見えなくても、数年経ってから職人さんの手形が浮かび上がってくることがあります。

それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。

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