MENU

新しい家にするなら「あれも欲しいし、これもやりたい!」…あなた、この覚悟ができてます?

I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。

前回は「窓」を例にして、家づくりのいろんな場面で「何を優先するのか選択を迫られる」という話をしました。

(前回記事:暖かい家にするのは簡単!?家づくりはトレードオフ!

続きをお話しします。

PP_isuisu500

窓(開口部)は、家の断熱性能が一番低下する箇所です。

どうしてかというと、壁・屋根・床には断熱材を入れて断熱効果を高めることができますが、窓はそれができないからです。

そのため、家全体の断熱性能を考えた場合、選択肢は次の3つになります。

  1. 窓を少なくする
  2. 窓を小さくする
  3. 窓の性能を上げる

1番、2番は、窓を少なくしたり小さくして、断熱材をいれた壁の面積を増やすことで、断熱性能をアップさせます。

窓を少なくしたり小さくするコストは、ほとんど気にしなくて良いレベルです。しかし、窓を大きくするとコストアップになることが多いです。

単純に窓を大きくすると、家の断熱性が極端に下がります。それを防ぐために、性能の高い窓を使う必要が出てきます。

10数年前に比べて、断熱サッシや窓の種類は豊富に出ていますが、断熱効果の高いものは、当然、価格も高いです。

つまり、この中で”3番”だけは、建築費が増加します。

そのため、

  • 大きな窓のある家
  • 暖かい家
  • 両方を満たす、ちょっと高額な家

のどれを選ぶか、という話になるわけです。

N912_washitu500

開口部は、家の耐震性能にも大きく影響を与えます。

窓が大きい(多い)ということは、それだけ壁の面積が少ないということです。

住宅は、壁で支える構造になっていますので、「壁がない」ということは、それだけ強度や耐震性が犠牲になります。

大きな窓や、開放的な空間をつくることは、構造上、不利な面があるわけです。

しかし、コストアップを覚悟すれば、これも両立が可能です。

ここでもまた、

  • 大きな窓のある家
  • 地震に強い家
  • 両方を満たす、ちょっと高額な家

のどれを選ぶか、という話になります。

MAR88_kabintotabel500

このように要望の全部をいっぺんにかなえようとすると、建物は高額になってしまうことが多いです。

でも、優先順位をつけて「ゆずっても良いところ」をゆずれば、コストをかけなくても、満足度の高い家づくりは可能です。

この続きは、また次回にしますね。

それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。

↓↓↓ランキングに参加しています↓↓↓
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 山形(市)情報へ
↑↑↑応援よろしくお願いします↑↑↑

コグッチャンネル_001_convert_20131126145129
コグチのプロフィール

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる