I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
前回は、物的な希望に優先順位をつけるのではなく「想い」に優先順位をつけると良い、という話をしました。
(前回記事:譲ってもよいことと、絶対譲ってはいけないことを間違えないで!)
今回も、「家づくりの優先順位」についてお話します。
「優先順位をつける」というと、
- 優先度の低いものをあきらめて
- 優先度の高いものを残す
というように考えがちです。
この方法でもよい家はできますが、より満足できる家にするためには、優先順位のつけ方にコツがあります。
そのコツとは、「絶対に譲れないもの」を見極めることです。
家づくりの優先順位づけは、こうする!
具体的な方法を説明します。
- 希望をすべて書き出す
- 出した希望を、「物・事」と「想い」に分ける
- 「物・事」に隠れた「想い」を書き出す
- 「想い」にしたがって「物・事」を選択する
1.希望をすべて書き出す
まず新しい家に対する希望を、思いつく限り書き出します。
このときは、「これをやったらお金がいくらかかるのか?」ということを考えずに、自由に希望を出していきます。
「露天風呂が欲しいな」とか「家庭菜園がやりたい」などと、夢を書き出していきます。
これは楽しい作業なので、夫婦・家族で行うことをオススメします。
2.出した希望を、「物・事」と「想い」に分ける
希望を出し尽くしたら、それを眺めてみます。
そしてそれらの希望を、
- 物・事
- 想い
に分けます。
上の例で言うと、「露天風呂」も「家庭菜園」も、「物・事」です。
前回お話ししたように、大事なのは「想い」です。
3.「物・事」に隠れた「想い」を書き出す
少し突っ込んで考えると、「露天風呂だったら、気持ちいいだろうなあ」という想いに気づくはずです。
「露天風呂だったら誰もやってないから、自慢できるぞ」という想いかもしれません。
「想い」は、自分が本当に望んでいることです。
「露天風呂」が欲しいのではなく、自分が本当に望んでいるのは、「気持ちがよい風呂」「開放的なバスルーム」「くつろげる空間」だ、ということに気がつきます。
この「想い」に気づくことが、大切です。「想い」は家づくりをする上で、何より優先すべきことだからです。
4.「想い」にしたがって「物・事」を選択する
その後、具体的な内容を詰めていきます。
そして「あれもしたい、これも欲しい。でもお金がかかるし、どうしよう?」と迷ったときに、「想い」をかなえることを優先して決めます。
このようにすると、満足度が高い家にすることができますよ。
参考にしてみてください。
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
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