I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
今日は雨風が強い日でしたね。
それでも「天童AEON MALL」は大盛況のようですが。
それはさておき。
今回は不動産探しで陥りやすい思考の罠について話をします。
「良い物件なので、すぐ売れてしまうかもしれません。どうしますか?」
不動産会社に行って物件を紹介してもらうと、担当者から、このようなセリフを聞くことになります。
「良い物件なので、すぐ売れてしまうかもしれません。どうしますか?」
どうしますか?というのは、「買うつもりがあるのであれば段取りしますが、どうしますか?」ということです。
普通に考えれば、紹介された物件が希望に沿わない物件であれば「他を紹介してください」、自分の希望条件に合ったものであれば、「購入の手続きを進めてください」となるはずです。
しかし物件を探しはじめたばかりの人は、このどちらでもなく、「もう少し検討させてください」となることが多いです。
このとき購入を決められない理由の1つは、「比較材料がない」からだということは、前回お話しました。
(参考記事:だからKABA.ちゃんは家を買えない(とんねるずのみなさんのおかげでした))
購入を決められないもう1つの理由は、「そうは言っても、そんなにすぐ売れることは無いだろう」と考えて選択を『保留』するからです。
そして、この2つ目の理由が、実は「大きな罠」だったりします。
「罠」ということの意味は次の2点です。
1つは、行為そのものは「購入を拒否している」ことであるにもかかわらず、「選択を保留している」つもりになってしまうこと。
もう1つの罠は、「すぐ売れてしまうかもしれません」という営業マンの言葉が、にわかに信じられないこと、です。
不動産購入に、選択の「保留」は、ない。
日常生活の中で、判断材料がそろわない時などに、「もう少し検討させてください。」ということはよくあることかもしれません。
しかし、不動産購入の場合、選択の保留はありません。
なぜなら、あなたの他にも、その物件を購入しようかと考えている人は大勢います。あなたが少しでも、その物件を良いと思ったのであれば、尚更です。
担当者に「もう少し検討させてください」と言えば、その担当者は待ってくれます。が、他に買い手が現れればそれまでです。
ですから「もう少し検討させてください」と言うのは、この物件は買わなくても良いという判断をしたのと同じなのです。
そしてこのことは、自分が検討している間に他に買い手が現れて、「しまった!」という思いをして初めて気づきます。。。
2つめの罠については、また次回に。
参考にしてみてください。
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
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