I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
NHKの「知恵泉」が面白いです。
「過去の偉人から、現代に通じる知恵を学ぶ」というのが番組の主旨で、今週は、特撮の神様『円谷英二』がテーマでした。
私も子どもの頃はウルトラマンやゴジラが大好きで、「怪獣大百科」みたいな本も持っていました。
ところで番組を見ていたら、「家づくりに関しても同じことが言えるなぁ」と感じたことがあったので今回お話します。
円谷英二の知恵『制約はアイデアの母』
今でこそ『特撮の神様』と呼ばれるほどの巨匠となった円谷英二ですが、特撮をやり始めた頃は、時間も予算も人も限られていて、かなり大変だったようです。
普通の人なら投げ出したくなるような状況でも、円谷は「制約を最大効果に変える」ことで、このピンチをチャンスに変えました。
その詳細は再放送を見ていただくとして、「制約を最大効果に変える」という考え方は、家づくり（特に間取り）においてもとても重要な考え方です。
というのも、家づくりは、いろんな制約との戦いだからです。
限りある予算
どんな人でも建築資金には限りがあります。ですから住宅会社には、お客様の予算内で最高のプランを提案することが求められます。
しかし私の経験では、「こういう家にしたい」という要望をそのまま全部かなえようとすると、予算オーバーになることが普通です。
限られた土地
家を建てる場合、建築地の条件によっては、家の形状が大きく左右されることがあります。
道路が狭くて重機が入れなかったり、景色や採光に工夫が必要な土地も多いです。当然、建築基準法に抵触しないように建てなくてはなりません。
限られた時間
家づくりの準備を何年も前からはじめるという人は、実は、まれです。
急に家が必要になったり、家が欲しくなって、ほとんど準備もないまま進めるという人は、案外多いです。
そういう場合は、たいてい「この時期までには入居しなくちゃならない」というように、完成までの時期が限られます。
その他、家づくりにはさまざまな制約がつきものです。
そんなときに力量のある担当者は、「制約を最大効果に変える」という考え方でペストなプランを提案します。
番組に出演していた清水節さんが、次のように言っていました。
「（円谷は）撮影の構造を知り抜いていたからアイデアを実現できた。」
これって、建築会社でも同じです。
「制約を最大効果に変える」ことができる担当者は、自社の商品の特徴・構造を知り抜いています。
家づくりを進めるなら、そういう担当者にめぐり合えると良いですね。
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
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