I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
今日は家族みんなで、川のせせらぎを聴きながら、自然の中で、山菜天ぷらそばを食べてきました。
それも、無料で。
何の事は無い。妻の実家で、お昼をごちそうになって来たのでした。
太陽サンサンで気持ち良い日でしたね。
それはさておき。
今回は、「太陽光発電システムは得か?損か?」というお話です。
「太陽光発電システム」って、難しい
新築計画を進める上で、「太陽光発電システム」の導入を検討する人は多いと思います。
震災以降、以前にも増してその傾向は強くなりました。
太陽光発電システムを導入すると、自宅で電気を生み出すことができるようになります。
それで生み出した電気を自宅で使ったり、売電したりできます。
住宅業界・各住宅会社も太陽光発電には力を入れています。
今では、標準設備として太陽光発電システムを搭載しているハウスメーカーもあるほどです。
太陽光発電システムの導入を考えた時に一番気になるのは、「それって得なの?」ということでしょう。
「太陽光システムの導入が得か・損か?」
それを明らかにするためには、本来であれば、次のようなことを検討する必要があります。
・太陽光発電システムの性能は、どうか?
・現在の気象条件は、どのようなものか?
・これからの気象条件の変化は、どうなるのか?
・住宅本体の耐久性は、どのくらいか?
・これからのエネルギー事情(世界規模の)は、どうなるのか?
この他にも、導入した場合は間取りに制約があったりしますし、住宅ローンを使う場合は、住宅ローンの金利も重要な要素です。
このように、本来であれば、いろいろと検討すべきことはあるはずです。
ですから「絶対にこっちが良い!」ってことは、簡単に言えません。
でも、そこまで考えて導入するという人は、もしかしたら少ないのかもしれませんが。
シミュレーションは、シミュレーションに過ぎない
建築会社に「太陽光パネルを載せたい」と言うと「コストシミュレーション」をしてくれることもあります。
導入費・維持費・発電量・売電額などが予想できれば、導入するかしないかの判断がしやすくなるかもしれません。
しかし、施工業者はシミュレーションまではしてくれても、その結果の保証はしてくれません。
シミュレーションの内容も、ある一定の条件で設置した場合の想定です。
例えば、
・太陽光発電システムが想定通りに稼働する
・気象条件が一定
・住宅本体の耐久性、これからのエネルギー情勢の変化は考慮しない
という条件での想定となります。前提が崩れれば、結果は違ってきます。
そのため、参考にはなりますが、参考にしかなりません。
ただし、シミュレーションではっきり分かることもあります。
投資したお金が回収できるまで『最低でもこれだけの期間がかかる』ということは明確になります。
すべて想定通りにいったとして、最低でも○○年はかかる、ということが分かります。
これが分かれば「上手くいけば○○年で回収できるかもしれない」という考え方が出来ます。「上手くいけばラッキー」くらいに思っておくと、精神的にも良いかもしれません。
いずれにしても、「太陽光発電システム」の導入が正解だったのかどうかがはっきりするのは、だいぶ先になります。
そしてその間、システム自体は売ることも、買うことも、損切りすることも、何もできません。
つまり、購入を決めたら、ある意味「運任せ」です。
そんなあれこれを考えれば、太陽光発電システムで得しようとするくらいなら、流動性の高い金融商品を買った方が良いと思うのですが。
参考にしてみてください。
それでは。次回もお楽しみに。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
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