I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
『ハウスメーカーとのはじめての家づくり』
と題して、こちらの本をテキストにした記事を書いています。
今回はその4回目です。
※「なぜこの本を参考に記事を書くことにしたのか」については、以下の記事をご参照ください。
(参考記事:「マンガ はじめて家を建てました!」がリアルすぎる!!)
(第1回の記事:このブログ以上にためになる「あの本」をまずは読んでください。)
(第2回の記事:「家を買おうと思っているんだけど…」を親に切り出すタイミング)
(第3回の記事:あべかよこ「持ち家の魅力を語る」)
マンガを読んでいない方でも参考になるように書くつもりですが、若干ネタばれします。ご了承ください。
できれば、マンガを読んでからこのブログを読んでいただいたほうが、より楽しめると思います。
それでは今回のテーマ。
「展示場の値段」より、聞くべきことを聞く
マンガで作者は
モデルハウスを見るとき、
私はいつも
「この家で、いくらぐらい、するんですか?」
と聞いていました。
とのこと。
誰でも金額は気になるものです。
というか、家づくりにおいて、一番気になることは、
「いったい、自分たちの家がいくらするのか?」
だと言ってもいいくらいです。
作者のように「展示場の値段」を聞くことは、何かの参考にはなるかもしれません。
しかし、それよりもっと、聞くべきことがあるはずです。
自分たちの家がいくらするのか知りたいなら、「展示場の値段」を聞いてまわるより、
「自分たちの家」が「いくらするのか」単刀直入に聞いた方が近道
です。
聞くにあたっては、具体的には、以下のようなやり方で、聞いてみるとよいでしょう。
1・プラン集を入手する
まず、「間取りがいっぱい載っている本」をどこからか手に入れます。
たとえば、
こういう本とか、ハウスメーカーからプラン集をもらったりしても良いでしょう。
2・1つ目の間取りを選ぶ
そして、そのなかから、自分たちの希望に近い間取り(部屋数・大きさ・導線など)を見つけます。
3・2つ目の間取りを選ぶ
さらに、先ほど自分たちが選んだ間取りが、凸凹が多くて複雑なものなら、なるべく凸凹がないシンプルな間取りで、大きさが同じものを、ひとつ選びます。
また、自分たちがはじめに選んだ間取りが、凸凹がないシンプルなものだったなら、2つ目に選ぶ間取りは、同じ大きさで複雑な間取りを選びます。
4・選んだ間取りで建てた場合の金額を聞く
そして、この2つの間取りを準備して、ハウスメーカーの展示場をまわります。
選んだ2つの間取りを見せて、「だいたいこのプランだといくらするのか」を、それぞれのプランで聞いてみます。
どのハウスメーカーにも同じ間取りを見せているので、基準がはっきりするため、比較しやすいはずです。
また、間取りを2つ選んだ理由は、
間取りの違いによる、価格の変化幅
を把握するためです。
一般に、建物は複雑なほど高額になりますが、2つのプランを選んでおくことで、”価格の差”が、ある程度、把握できます。
そしてついでに、
商品の違いによる、価格の違い
も、確認しておくと良いでしょう。
同じハウスメーカーでも、商品が違えば、使う設備も、もちろん価格も違ってきます。
参考記事:<商品>
まとめ
このように、事前に準備してからハウスメーカーの話を聞くことで、かなり時間の短縮が図れます。
もちろん、これで詳細な金額を知ることはできませんが、概算だけでも情報としては十分です。
このマンガの「ほっけハウス(仮名)」の提案のようなことには、ならないはずですから。
・・・
ちなみに、私自身は、「家づくりは、この方法がベスト」「オススメです」というつもりでこの記事を書いたわけではありません。
「比較するのだったら、こういう方法もあるよ」ということで、書いてみました。
家づくりのプロセスに正解はありません。
自分が納得できる方法で進めるのが一番です。
参考にしてみてください。
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
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