I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
これまでは、不動産を買いたい人と不動産屋との関係について、お伝えしてきました。
今回から数回にわけて「不動産を売りたい人と不動産屋との関係」についてお話します。
売る側と不動産屋の関係を知ることによって、不動産を買う側のあなたが得ることも多いはずです。
不動産を買う不動産屋、買わない不動産屋
前回は、
・不動産業者が売主の物件は仲介手数料がかかりません
・不動産業者から不動産を紹介してもらう際には、不動産業者の取引態様をきちんと見るべき
という話をしました。
（前回記事：仲介してもらわなければ仲介手数料はかからない。）
業者が売主の物件は、不動産業者が誰かから買って市場に売りに出したものです。当然ですけど。
図にするとこうなります。
「安く仕入れて高く売る」は、商売の基本ですが、不動産も同じです。
買う時は安く買って、売る時に高く売れば、その分が利益になります。
そのため、「不動産を売りたい」という人から不動産屋がその物件を買う場合は、「相場価格よりも安く買う」ことになります。
「売ってください！高く買います！！」
というチラシの言葉も、「(他の業者よりも)高く買います！」ということはあっても、「相場価格よりも高く買います！」ということではありません。
このように業者に不動産を売る場合は、相場価格よりも高い値がつくことはありませんが、売主さんにとって大きなメリットもあります。
不動産屋には売らずに、個人に売った方が良いのか？
業者に売る場合の一番のメリットは「即金で買い取ってくれる」というところです。
例えばこれが売買ではなく、不動産屋に仲介してもらって市場に売りに出した場合を考えてみましょう。
すぐに買い手が見つかれば、不動産屋に売るよりも高い金額で買ってもらえる可能性はあります。しかしながら買い手が『個人』の場合は、自分のところにお金が入ってくるまでには少々時間がかかります。
買主さんが住宅ローンを使うのであれば、その審査に要する時間も必要です。そして審査が通らなければ買ってもらえない場合もあります。
さらに、なかなか買い手が見つからなければ、価格を下げる必要があるかもしれません。しかし、価格を下げたからからといって、売れるかどうかは分かりません。。
それに比べて、業者が買い取ってくれる場合は早いし、確実です。早くキャッシュが入れば、早く次の行動に移ることが出来ますよね。
以上をふまえると、
売却を急ぐなら『業者買い取り』で。そうでないなら『仲介』で。
というようなことが言えます。
ただしこれも、仲介のやり方を間違えると大変なことになる場合もあります。。
これについては、また改めて。
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
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