I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
引き続き今回も『不動産ポータルサイト』のお話です。
（前回記事：不動産ポータルと言えばSUUMO≪スーモ≫でしょ？）
前回はSUUMO≪スーモ≫の話をしましたが、今回とり上げるのは『HOME’S』<<ホームズ>>。
《総掲載物件数No.1》不動産サイト！
「不動産」で検索すると、スーモの広告の下に、ホームズの広告が出ててます（私の場合）。
こんな感じ↓
そこに記載されている《総掲載物件数No.1》の文字。
何の根拠があって『総掲載物件数No.1』と言っているのかと思い、ホームズのページ↓を見てみました。すると、
物件数・使いやすさ・利用者数No.1（ナンバーワン）は【HOME’S】 | 不動産・住宅情報サイト HOME’S
フジサンケイビジネスアイ調べ（2014.3.31掲載）でナンバーワン「SUUMO、HOME’S、YAHOO!不動産、CHINTAI、at homeを対象に、フジサンケイビジネスアイにより、賃貸・売買の物件数の検索結果を集計」
という注釈が記載されています。
記載されていたフジサンケイビジネスアイ調べ（2014.3.31掲載）のリンク先をたどってみると、そこには衝撃の事実が書いてありました。
記事の内容そのものはホームズの特徴や、使い勝手の良さについて書かれています。それはそれとして、私が驚いたのは、記事上部に小さく表示されているカラフルな表。
クリックして拡大してみると、それは主要な不動産ポータルサイトの掲載物件数の比較表でした。
表を良く見ると、『総掲載物件数No.1』というのは「売買と賃貸を合わせた物件数」のことであって、『売買単体でみると５社の中ではむしろ最下位』という事実。。
実際に山形市内の物件数で見ても、売買物件に関しては他のポータルサイトよりも少ないですね。掲載している不動産業者自体が少ないです。
ということは、つまり、利用しているユーザーも少ないと。お客様からの反応が薄いような気がしていましたが、どおりで。。。
ともあれ。ホームズ自体のユーザー数は少ないとしても、ホームズは他のポータルサイト（主要５社以外）との連携は良い感じがします。
当社への問い合わせもホームズの本サイトからよりも、連携サイト経由の問い合わせのほうが多いようです。
ダブりなし表示って、どうなの？
先ほどのホームズのページには、便利な機能として「ダブりなし表示」が挙げられています。
・不動産業界の特徴として、同じ物件を複数の業者が扱える。広告できる。
↓
・１つの物件を複数の業者がサイトに登録してしまうと、同一物件の情報ばかりであふれかえってしまう。
↓
・物件を探しているユーザーにとって使いにくくなってしまう。
↓
・それならば、同じ物件が複数掲載されている場合、検索結果の一覧表示画面ではこれらを一物件としてまとめて表示しましょう！！
ということなのですが、これは果たして使いやすいのでしょうか。
確かに賃貸の場合は物件数も多いでしょうから、このような機能は良いかもしれません。しかし売買の場合は賃貸ほど広告可の物件は多くありません。
さらに、ホームズに掲載している物件数・業者数が少ないなかで「ダブりなし表示」が効いているために、他のポータルサイトに比べてより一層、物件数の少なさが目立ちます。
これに対しスーモを見てみると、同じ物件が山ほどヒットします。
これはこれで良いのか？という気もしますが『にぎやかで楽しい感じ』はします。
『にぎやかで楽しい感じ』を演出しながら、「ダブりなし表示」も効かせることが出来れば、もっと良いサイトになるのではないかと思います。
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
次回は、7月11日の更新です。
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