I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
いろいろと新しくなる4月。
テレビ番組も改編の時期です。新番組や特番が目白押しですよね。
テレビ番組と言えば、以前このブログでお話しした、こちらの記事、覚えていますか?
過去記事:だからKABA.ちゃんは家を買えない(とんねるずのみなさんのおかげでした)
楽しく番組を見ていた時には全く気づかなかったのですが、先日ふとしたときに、ちょっとした疑問が浮かびました。
今回はその話をします。
この番組って、「不動産広告」じゃないの?
この番組に限らず、「いわくつきの物件」や「オススメのお買い得物件」などをテレビ番組で紹介することがあります。
私が疑問に思ったのは、「これは不動産広告に当たるのではないか?」ということです。
テレビ番組の体裁をしていても、売買物件の情報を全国に発信しているのだから、見方によっては、「れっきとした不動産広告」のように思えます。
一般に、不動産取引は高額であり、何度も経験することは少ないものです。そこで消費者保護の観点から、不動産取引については様々な規制・規則が存在します。
取引行為そのものだけでなく、不動産広告についても多くの規制があります。
(参考記事:「不動産広告の規制と違反事例の解説」の解説)
(参考リンク:公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会)
「物件紹介番組が不動産広告にあたるならば、これらの規制を受けるのではないか?」
逆に、
「番組が不動産広告にあたらないならば、何でもありってこと?」
などと、いろんな疑問が浮かんできます。
全国ネットですから、どんな高額物件を取り上げたとしても、少なくとも1,2件は問い合わせがあるでしょう。
番組の作り方次第では、大変な反響があるはずです。。。
気になることがあると、それが解決しないと落ち着かない、私。
というわけで、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会(以下、公取協)に電話で聞いてみました。
「不動産物件を紹介する番組は、不動産広告に当たるのではないですか?」って。
すると、あっさり、
「不動産広告にあたります。(公取協)」との答えが返ってきました。
「でも番組中では、不動産会社の連絡先などは出てこないのですが。(私)」
「連絡先を出さなくても、会社名を出したらそれは広告でしょうね。ですから少なくとも取引態様の別は表示する必要があります。(公取協)」
なるほど。当然と言えば当然ですよね。
そうでなければ、テレビ番組を使えば「あんなことや、こんなこと」も出来ちゃうわけで、他の媒体で不動産広告を規制している意味が無くなってしまいますからね。
参考にしてみてください。
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
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