I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
最近、建売住宅で「キャッシュバックキャンペーン」をやってたりします。
『３月までにご成約の方に５０万円キャッシュバックします！』っていうアレですね。
でもこれって、よく考えてみると、不思議に思いませんか？
なぜ「値引き」ではなく、「キャッシュバック」なのか？
50万円をサービスするのなら、わざわざキャッシュバックなんかしないで、
物件価格を50万円下げて売り出せば良いと思いません？
「値引き」と「キャッシュバック」
この２つは似ているようで、実は大きな違いがあるんです。。
たとえば「住宅ローン」で物件を購入する場合は、２つの意味合いは大きく違います。
物件価格から値引きするのと、同額をキャッシュバックするのとでは
もろもろの費用が大きく違ってくるからです。
特に『キャッシュバックの費用を繰り上げ返済にあてる』
ことによって、利息額を大きく減らすことができます。
例えば、
物件価格3000万円、諸費用200万円、借入年数35年、金利2％
（借入額＝物件価格＋諸費用）という設定で、
１、物件価格から50万円値引きしてもらった場合
２、50万円のキャッシュバック分を繰り上げ返済にまわした場合
を比べてみます。
すると、
１の場合は、借入額3150万円（2950万円＋200万円）で
35年間の利息総額は、約12,325,000円
２の場合は、借入額3200万円（１年後50万円を繰上返済）で
35年間の利息総額は、約12,054,000円
となり、
キャッシュバック分の50万円を繰上げ返済にあてることで、
支払い総額が約270,000円も減らせることになります。
これって、大きいですよね (^o^)
今回は「値引き」と「キャッシュバック」の違いについて
住宅ローンの点からお話しました。
違いは他にも色々あるんですが、、、続きは次回に。(＾－＾)V
それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。
次回は、3月6日の更新です。
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