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「売買」と「仲介」。似ているようで全く違います。

I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。

このブログは『はじめての家づくり講座』ということで家づくり全般についてお伝えしています。

最近は不動産取引に関する話を集中して書いています。これからしばらく不動産についての話が続きます。

家づくりについては、トップページから気になる記事をお読みください。


今回は「売買」と「仲介」の違いについての話です。

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目次

こんなに違う「売買」と「仲介」

前回は、

・不動産屋は業者ごとに業務内容や専門が違う

・自社物件の「売買」よりも、業者間で流通している物件の「仲介」をしている業者が多い

という話をしました。

(前回記事:不動産を「売らない」不動産屋の話

「売買」という言葉は一般になじみがありますが、「仲介」という言葉は一般生活の中ではそんなに使わない言葉だと思います。


不動産業者が自社物件を売買する場合を図にすると、こんな感じです。

売買

数字はあくまでもイメージですが、「100で仕入れて140で売る」といった形。仕入れも販売も自社でおこないます。

この例の場合は「40が利益」となります。

これに対し、仲介の場合は次のような感じです。

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売主の物件「100」を、買主が「100」で買うための手伝いを、不動産業者が間に入っておこないます。これが仲介です。

不動産業者は仲介したことで手数料を受け取ります(この例の場合は、双方から「4」ずつ)。

売買と違って、不動産業者自身は物件を購入しません。

不動産業者にとっての「売買」と「仲介」

2つの図を見ると、売買では「40」、仲介では合計「8」のお金が不動産業者に入ります。

図の数字はあくまでもイメージですが、実際の場合でも、仲介よりも売買のほうが業者の利益は多くなります。

その理由のひとつは、仲介の場合の手数料が法律によって上限が決められているからです。

ちなみに、「売買価格×3%+6万円+消費税」が一方から受け取れる手数料の上限金額です(売買価格400万円以上の場合)。

これに対して売買の場合は、仕入れた物件をいくらで売るのかは自由に決められますから、利益も多く出すことができます。

しかしながら、自社で物件を購入するとなると「売れない場合の在庫リスク」も負うことになります。

仲介の場合は、利益が少ないけれども在庫リスクはありません。

どちらにも一長一短があり、自社の得意なやり方をメインに運営しています。。

次回は、一般ユーザー(買い手)にとっての「売買」と「仲介」の話をします。

それでは。I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)でした。


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