I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
「利子補給(りしほきゅう)」って、聞いたことありますか?
簡単に言うと、あなたの住宅ローンの一部を山形県が代わりに払ってくれる制度です。
山形県では、良質な中古住宅の取得促進を応援し、中古住宅の流通促進を図っています。
平成28年度までは住宅の新築にのみ利子補給制度が利用できましたが、平成29年度からは中古住宅の購入等にも利用できるようになりました。(山形県HPより)
中古住宅の購入を検討しているなら、見逃せない情報ですよね。
今年度から始まった、中古住宅の利子補給について、注意するべきポイントをまとめてみました。
固定期間10年以上、融資額2,000万円以内が対象
利子補給を受けるには、いろんな条件があります。
条件のなかで一番重要なのが「対象となる住宅ローン」に関する点。
・融資額が2,000万円以内
・返済期間が10~35年以内
・固定金利期間が10年以上、またはフラット35
以上に当てはまる住宅ローンなら、利子補給が使えます。
なので、変動金利や、2年の固定金利などは、利子補給を受けたくてもダメなわけです。
最近は返済期間35年を超えるローンもありますが、これも利子補給の対象外となります。
対象となる住宅
購入する住宅にも条件があります。
・竣工後2年以上経過していること
・耐震性が確保されていること
・購入にあわせて一定のリフォーム工事を行うこと
・(売主が不動産会社などの場合)本店が山形県内にあること
以上を満たしている必要があります。
募集期間 その他
募集期間は、平成29年4月4日(火)~平成30年2月28日(水)まで。
募集戸数は30戸。原則、先着順です。
試算してみた
こちらのろうきんの金利を参考に、借入額2000万円(返済期間35年、全期間固定金利1.7%)で試算してみました。
利子補給を使った場合は、約98万円もローン負担が少なくなります。
上手に活用したいですね。
なおこのブログでは、分かりやすくするため、細かいところは省略して説明しています。
詳細は、山形県ホームページをチェックしてみてください。
ではまた。
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