I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
『私が死んだら残りの住宅ローンどうしよう・・・』
『もしも、急に病気で働けなくなったら・・・』
大丈夫。
そんな場合にそなえて、「団体信用生命保険(団信)」という保険を利用します。
団信に入っておけば、死亡や就業不能などの非常時に保険金が出るため、それをローン返済にあてることができます。
通常、住宅ローンを貸すための条件として、ローン利用者の団信加入を銀行が義務付けています。
そうして返済不能のリスクに対応しているわけです。
さて、この団信。
近年、さまざまなタイプのものが出てきていますが、
あなたはいくつ、ご存知ですか?
目次
病気などの補償
病気などで働けなくなってしまった時に、残りの住宅ローンの全部(または一部)を返済できるのがこれらの保障です。
①死亡・高度障害保障
死亡、または所定の高度障害になった場合に、住宅ローン残高が0円になるものです。
従来からあるオーソドックスな保障です。一般的に「団信」と言うときには、この保障を指すことが多いです。
なお、この保険料は月々の金利に含まれていますので追加費用は発生しません。
②ガン保障特約
「死亡・高度障害保障」に、ガンと診断された時に住宅ローン残高が0円になる特約をつけたものです。
保険料は一定年齢以下であれば追加料金なしで利用できます(金融機関によって異なります)
参考記事→掛け金0円で給付金1億円のガン保険
参考リンク→がん保障付団体信用生命保険(山形銀行)
参考リンク→ガン保障特約付き住宅ローン(荘内銀行)
③3大疾病+α型
「3大疾病保障」は、「死亡・高度障害保障」に、急性心筋こうそく・ガン・脳卒中と診断された場合に住宅ローン残高が0円になる特約をつけたものです。
3大疾病だけでなく、他の病気でも補償されるタイプもあります。
保険料は通常の金利に年0.2~0.3%追加で支払う必要があります(金融機関によって異なります)
参考リンク→ろうきん3大疾病保障特約+障がい特約付団信(東北労金)
参考リンク→8大疾病保障付団信(山形銀行)
参考リンク→8つの安心住宅ローン(荘内銀行)
④ワイド団信
「ワイド団信」は、糖尿病、高血圧症、肝機能障害などで通常の団信に通らない場合でも入れるように、加入条件が緩和されたタイプです。
「3大疾病保障」と同じように追加保険料が発生します。
参考リンク→ハートフル団信(山形銀行)
失業時の補償
ここまで説明した保障はどれも、病気などが原因の返済不能リスクに対応したものでしたが、この保障は身体関係ありません。
会社の整理解雇や倒産など、非自発的に失業した場合に、再就職までの一定期間の返済を保障するものです。
金融機関ごとに保険期間や保険金額などの内容はかなり違います。
参考リンク→失業保障特約(楽天銀行)
まとめ
このように最近では、さまざまなタイプの団信が存在します。
その背景には、銀行間の低金利競争が激化し、金利だけで競争できなくなってきたことがあります。
金利以外の付加価値をつけることで利用者に選んでもらおう、というわけです。
団信についての詳しい内容(適用条件等)は各金融機関にお問い合わせください。
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