不動産契約、お金はいくら準備すればいい?

失敗しない土地の買い方
不動産適正取引推進機構「不動産売買の手引」より抜粋

I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
コグチヒデキ

やっと希望通りの物件を見つけた、あなた。

買付証明書にサインをして、まずは一安心。

、、、でしたが、

大事な点を聞いていないことに、気がつきました。

「契約する時って、どのくらいお金を準備すればいいですか?」

不動産契約時に必要なお金

売買契約の当日までにお金の準備が必要なのは、次の3項目です。

1.手付金
2.印紙代
3.仲介手数料

手付金

手付金というのは、いわゆる契約金のことです。

この部分は、住宅ローンとは別に準備しておく必要があります。

手付金の額はケースバイケースですが、普通、数万円ということはありません。
(参考:5万円で不動産契約できますか?

印紙代

不動産売買の契約書には、印紙を貼って消印することが法律で義務づけられています。
(外部リンク:国税庁ホームページ)

印紙の金額は、物件の価格によって決まっています。

例えば、

1,000万円までの物件なら、5千円

5,000万円までの物件の場合は、1万円

の印紙を購入し、契約書に貼る必要があるわけです。
(※2017/11/23時点 軽減税率適用:国税庁ホームページ)

なお印紙自体は契約書を作成する不動産業者が購入して、当日までに準備してくれることが多いので、印紙代金だけ準備しておけば大丈夫です。

仲介手数料

手付金が売主に払うお金であるのに対し、仲介手数料は仲介業者(不動産業者)に払うお金です。

不動産業者が受け取れる仲介手数料は、法律で上限額が決まっています。

 参考:仲介手数料簡易計算法 消費税抜き売買代金×3.24%+64,800円
<例>1000万×3.24%+64,800円=388,800円

支払い時期については、契約した時点と、残金決済・引渡しの時の2回に分けるのが一般的です。

取引が無事に終わるまでは不動産業者に多額のお金が渡らないよう、行政が指導しているからです。

不動産適正取引推進機構「不動産売買の手引」より抜粋

またローン特約付き契約などの契約解除の可能性がある場合は、決済・引渡しを無事終えた時点で一括払いということもあります。※当社の場合

もしもローンが通らず契約が白紙になった場合、不動産業者はすでに受け取っている仲介手数料を返さなくてはいけないからです。

まとめ

<モデルケース>

物件価格:1000万円 住宅ローン利用あり

手付金(契約金):30万円

印紙代:5,000円

仲介手数料:決済時一括払い

合計:305,000円

売買契約の当日までに準備が必要な金額は、このようなイメージです。

手付金、仲介手数料の額については、売主・仲介業者によります。あくまでも参考にとどめてください。

ではまた。

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