I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
「大改造 劇的ビフォーアフター」は息子が好きな番組の1つです。
私も嫌いではありません。エンターテイメントとして見る分には楽しい番組です。しかし誤解を与えるような内容も多いです。
特に気になるのが、「廃材利用でコストダウン」っていうところ。
「使えるモノ」をいかして新しい住空間を作り上げることは、リフォームの醍醐味です。
土台や基礎、屋根などをそのまま利用しリフォームできれば、建替えするのと比べて大幅に費用が安くなることもあります。
しかし、使えるモノは何でも使えば安くなるかというとそういうわけではありません。
番組では廃材を利用するシーンが良くでてきます。
使わなくなった屋根瓦を砕いて庭に敷き詰めたり、どこかの工場で廃棄するはずのモノを安く譲ってもらって何かに使ったりします。
確かにこんな風に、材料費をほとんどかけずに建材を入手することはできます。
ですが、その材料を使って仕上げるための手間が別にかかります。
『手間賃』という言葉があるように、手間をかければお金がかかります。手間=人件費、です。
古くなった瓦を砕いて敷き詰める作業は、普通タダではありません。
<先人の言葉>
タダより高いものはない
それでは、また。