I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
前回は「変動金利でよくある誤解」についてお話しました。
住宅ローンを変動金利で借りたとしても
「毎月、毎月、どんどん返済額が上がっていったらどうしよう」
・・・なんてことにはならない、という話でしたね。
(前回記事→金利が上がっても次月の支払額は変わらない)
さらに変動金利には、金利上昇時の返済負担を軽減するための、もう1つのルールが存在します。
125%ルール
見直された返済額は、その時点で金利がどんなに上昇していても、それまで払っていた返済額の125%以内に収まります。
これが「125%ルール」です。
(1回の見直しで上げられる額は、見直し前の月々返済額の1.25倍まで、ということ)
たとえば変動金利で35年、2000万円のローンを組むとします。
当初金利が0.7%とした場合、毎月の返済額は53,704円です。(ボーナス返済なし)
仮に、この後、どんどん金利が上昇したらどうなるでしょう?
まず、前回お話した「5年ルール」が適用されますので、月々返済額は53,704円で5年間変わりません。
そして6年後。
「125%ルール」が適用されますので、月々返済額は最大でも67,130円となります。13,426円のアップにとどまります。
(ちなみに、返済額が53,704円→67,130円に上昇した場合、その時点の金利は2.305%です)
参考になりましたか?
返済方法の特徴を正しく理解し、自分にあった住宅ローンを選んでくださいね。
(こちらの記事も参考にしてください→住宅ローンのトータル返済額を少なくする方法)
ではまた。
追伸
ご相談はこちらから→お問い合わせフォーム
山形県内の方はメールや電話でも大丈夫ですが、県外の不動産に関するご相談は必ず上のフォームからお願いします