営業マンが住宅ローンの審査を強く勧めてくる2つの理由

営業トーク

I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
コグチヒデキ

数日前の会話

彼:他の物件も見に行ったことがあるんですけど、担当の人が… 何と言うか…

私:ゴリゴリ来るタイプ?

彼:そうなんです。住宅ローンもグイグイ勧めてくるんですが、かなりキツめで…

私:返済額が?

彼:ええ、素人の私でも、ちょっと無茶だなと思う返済額でした

私:なるほど

彼:なのに「とりあえずこれで仮審査申込してみましょう!」って…

私:それはお気の毒でしたね。でもそういう事は多いと思いますよ
というか、こんな風にゆるい案内してるの、当社くらいですから(^_^;)

彼:何であんなに住宅ローンの審査を進めようとして来るんですかね?

私:それはですね、、、

1つは自分のため

注文住宅と違って、建売やUSEDは現品限りの1点物です。

土地建物の総額が高いからといって、予算に合わせた家を建てる、という事はできません。

ですから、気に入った物件を見つけた後の選択肢は、その金額を支払えるか、支払えないかの2択しかありません。(価格交渉という手もありますが、それはまた別の記事でお話します)

住宅ローンを使うなら、借りられるか、借りられないかの2択です。

一方で、不動産の営業マンは、あなたに不動産を買ってもらわないと収入は0です。

なので営業マンとしては、あなたが物件を気に入っているか?よりも、この人は住宅ローンを借りられる人か?が気になって仕方がない。

だから「とりあえずこれで仮審査申込してみましょう!」と言ってくるわけです。

これが理由の1つです。

もう1つは、あなたのため

物件を買う手順として、買いたい物件が決まったらまずは「買付証明書」に記入して、目の前の担当者に渡します。

あなたがその物件を購入したいという意思を、売主側に伝えるわけです。(※参考記事→不動産は1点もの

その後で、売主(あるいは売主側の担当者)に買付証明書を提出します。すると

事前は通ってますか?
(住宅ローンの仮審査の承認は出てますか?の意味)

と、聞かれます。

そこで「仮審査の承認はまだですが」と言った場合、

「分かりました。それでは、、、
こちら受け取りますので、審査の手続きを進めてください」

という時と、

「分かりました。それでは、、、
こちらの提出は、事前が通ってからにしてください」

という2つのケースが考えられます。

「審査の手続きを進めてください」なら「購入予約」になりますが、「事前が通ってからにしてください」と言われれば、ローンの仮審査に通ってからじゃないと予約できません。
(※参考記事→不動産購入の申込をしたのに買えない3つのケース

そんな訳で、他の人に買われるリスクを防ぎ、スムーズに購入してもらうために「とりあえずこれで仮審査申込してみましょう!」と、営業マンが言ってくるのです。

仮審査は複数の金融機関に申し込むことができますし、審査を受けることと住宅ローンの契約を結ぶことは別ですので、「とりあえず仮審査」という考え方もアリだと思います。

だからと言ってそれをゴリ推しするのは、どうかと思いますが…。

本当は、金融機関の審査承認を得てから物件を見に行くのが、一番良いんですけどね。

参考にしてみてください。

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