金利だけで選んでいませんか？ネットバンク住宅ローンの注意点

I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
　

インターネット銀行の住宅ローンのこと、あなたは詳しく知っていますか？

住宅ローンって、ネット銀行から借りた方が金利が安いんですよね？

その傾向はあるかもしれませんね。

じゃあオレもネット銀行で借りようかな？

ちょっと待ってください。ネット銀行も使い方を間違えると大変ですよ。

えっ？そうなんですか・・・

1 ネット銀行の金利が低い理由
2 ネット銀行のデメリット
3 まとめ

ネット銀行の金利が低い理由

ネット銀行とは、

営業上最小限必要な店舗のみを有し、インターネットや電話などの通信端末を介した取り引きを中心とする銀行（ウィキペディアより）

のこと。住信SBIなどが有名です。

ネット銀行が他の銀行よりも金利が低いのは、固定費を低く抑えているからです。

特に人件費。

地方銀行などで借りる場合は、銀行窓口で担当者に相談すれば融資の流れを詳しく説明してくれます。もちろん審査申し込みの手続きもしてくれます。

一方、ネット銀行の住宅ローンは人件費がかかっていない分だけ金利が低く抑えられています。

金利が少し違うだけでも、長期で見たときの返済額の差は大きな額になりますから、金利が低いことは借りる側にとっては嬉しいことです。

しかし、ネット銀行にもデメリットはあります。

ネット銀行のデメリット

デメリット①何でも自分でやる覚悟が必要

一般的に銀行で住宅ローンを借りる場合は

図のように、不動産担当者や融資担当者が、あなたの融資手続きをサポートしてくれます。

分からないことがあれば不動産の担当者か、銀行の担当者に聞けば分かりやすく教えてくれます。事前に知ってた方が良いことは、あらかじめ説明していてくれます。

しかし、ネット銀行の住宅ローンの場合はそうはいきません。

HPを見て理解した上で、すべて自分で手続きすることになります。

分からないことがある場合は、ネット銀行の問い合わせ窓口に直接問い合わせなくてはいけません。

それでも手続きや実行がスムーズに行けば良いのですが、何かトラブルがあった時は自分で解決する必要があります。

デメリット②スケジュールが厳しい

融資実行まで時間がかかるのが、デメリットの2つ目です。

例えば住信SBIネット銀行のHPにはこう書いています。

正式審査書類が当社へ到着から実行までの期間
通常1ヵ月～1ヵ月半程度

・申込状況・時期・不備等により日数をさらに要する場合もあります。
・お申込日から借入希望日までには所定の日数が必要です。

以下の日数以上先の日付の場合のみ、お申込いただけます。
「新規」の場合　45日以上

参考：住信SBIホームページ

新築建売の場合は、住宅ローンの実行時期が遅いと購入申込を留保されることがあります。（下の記事参照）

なぜなら新築物件の場合は、契約後1ヶ月以内に決済・引き渡しするのが一般的だからです。

正式審査から45日後の融資実行では、売主が購入申込を受理しない可能性は高いです。