I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
あなたは
「物件の条件が良ければ価格は高いけど、条件が悪ければ安く買える」と思っていませんか?
じつは物件の良し悪し以上に、不動産の販売価格を決める決定的な要因が1つ存在します。
それをこれからお話しようと思います。が…、その前に、
不動産の価格って、誰がどうやって決めてるかご存知ですか?
不動産の価格は、国や、県などの自治体が決めるものではありません。
不動産業者、不動産鑑定士、税理士、銀行が決めるものでもありません。
「こういう不動産はこの価格で売らなくてはいけない」というような、規則があるわけではありません。
不動産の販売価格を決めているのは、所有者(売主)です。
所有者が価格決定権を持っています。
当たり前と言えば当たり前ですけど。
例えば、
土地を所有している売主が「この土地は3,000万円で売れる」と思えば3,000万円で売り出されますし、
「2,000万円くらいじゃないと売れないかな」と思えば、2,000万円程度で売り出されることになります。
販売価格については、仲介業者が売主にアドバイスすることもありますが、最終的には売主の判断が優先されます。
物件の良し悪しが価格に影響するのはもちろんですが、それ以上に、売主の考え方次第というところが大きいわけです。
ちなみに。
上で述べた不動産価格とは、実際に取引(売買)する場合の価格のことです。
このような実際の取引価格とは別に、一定の基準をもとに国が決める、不動産の評価額という価格が存在します。
評価額は税金徴収の根拠となるものなので、所有者の意志にかかわらず、不動産の条件により算出されます。
参考にしてみてください。