TBSドラマ「カルテット」を不動産屋の目線で見たら大変な事実が判明(ネタバレ)

失敗しない土地の買い方

I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
 コグチヒデキ

TBSドラマ「カルテット」にハマっています。

「逃げ恥」の後番組ということで、初回を見るまでは「どうなのかなぁ」なんて勝手に思っていましたが、ノリもテンポも良く、展開も面白くて毎週録画して見てます。

今週は第8回目の放送でした。

特に今回は何かと「不動産」がからむエピソードだったので、私としてはいつも以上に興味津々。

そんなわけで、このドラマを「不動産屋の目線」で見ていたら、なんか色んなことを考えてしまいました。

それがまさか、衝撃の事実を発見してしまうことになるとは・・・

※ネタバレします。ドラマ見てない人はご注意ください

査定に影響しなくて良かったね

ドラマの舞台になっているのは、別府さんの家族が所有する軽井沢の別荘。

別荘の売却を考えている、別府さんの弟。

「この物件ならすぐに売れると思います」と言って、不動産会社の担当者と思われる男性が出した査定価格は「7850万円」でした。

この査定価格が妥当かどうかは別として、

「ありすちゃん、殺されなくて良かったね」

と、つくづく私は思いました。

物語の展開としても、別荘の資産価値としても、殺人事件が起きなくて良かったね、と。

というのも、自殺や他殺、事件・事故などがあった物件は、売却時に大きく値を下げることになるからです。

(参考記事→いわくつき物件の話「ここって、いわくつきの物件じゃないですよね?」

第6話の最後に、まきさんの夫さんに殺されかけた、ありすちゃん。

2階から落ちた時は

「あ、事故物件になった」

と思いましたけど。

アルバイト先の職場環境が…

すずめちゃんが引き出しの中から取り出したのは、

4つ折になった、何か紙のようなもの。

紙を開くと、なんとそれは、、、

宅地建物取引士試験の合格証書。

「なんだ、すずめちゃん、宅建もってるんだぁ」と、妙な親近感を覚えてしまう、私。

宅地建物取引士(宅建)の資格は、不動産業に従事する者にとっては非常に馴染みのある資格です。

(参考記事→不動産取引に必須の資格と言われる理由


そんでもって、不動産屋のバイトに採用され、

職場仲間に歓迎される、すずめちゃん。

職場仲間にエクセルを教える、すずめちゃん・・・

ってこれ、職場の高齢化のクセがすごい!

社長がミッキー・カーチスだけに、ロックな職場環境という感じがします。

こんな不動産屋もあるのかな?

時間軸がズレてる!?最大のミステリ

個人的に一番気になっているのが、先ほどの

そう、すずめちゃんが持ってる、宅地建物取引士試験の合格証書。

カメラをズームすると、、、

あれ?

違和感。

何か、どこか、おかしいぞ?


実は「宅地建物取引士」という名称が出来たのは平成27年から。

それまでは「宅地建物取引主任者」と呼ばれていました。

だから平成24年12月4日時点では「宅地建物取引士」は存在しないわけです。(^_^;)


これが、不動産屋の目線でカルテットを見ていて、今回一番のミステリ!

すずめちゃん、偽造したのか?


なんて思っていたら、こんな記事を発見。

これまでカルテットではこれまで、ドラマの中で登場するカレンダーや時計が示す時期や時間が、展開と必ずしも一致しない部分があることから「時間軸がずれているのでは」といった臆測を呼んでいたが、7話の放送後に番組公式ツイッターがそれを否定するコメントを発表。「私達の単純なミスです。本当に申し訳ありませんでした。ドラマは基本的に第1話から時間順に進んでおります」とドラマのプロデューサーが謝罪する一幕があった。(dot.

細かい伏線や、こだわりが強いドラマなので、制作上の単純なミスが「何か意味あるもの」に見えてしまうようです。

「宅地建物取引士」の件も、多分、ただの間違いだと思うんですけど。。。まさか〜♪

まとめ

というわけで、不動産屋の目線で感じたことを「S・A・Jの三段活用」でまとめてみました。

なんだかんだ言っても、面白いです。カルテット。

何でもなさそうな会話が、実は物語の伏線だったりするのが、クセになる感じ。

「恋愛ドラマ」と思っていたら、「サスペンス」。

「サスペンス」と思っていたら、「恋愛ドラマ」

・・・に見えて、やっぱり「サスペンス」(^-^)

来週も楽しみです。

ではまた。

(2017/03/15 追記)

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本ページの情報は2017年3月9日時点のものです。
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