I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
この仕事をしていると「フランチャイズ説明会」や「無料セミナーのご案内」といったFAXチラシがひんぱんに届きます。
いつもならサラリと目を通すだけですが、このチラシからは、しばらく目を離せませんでした。
目を引いたところは、コレ↓
「今後10~20年以内にコンピュータやロボットに仕事を奪われそうな職種」の中にある
不動産仲介業者 97%!
という数字が目に飛び込んできたからです。
10~20年先には不動産仲介業者がいなくなるってことか!
これが本当なら大変なことです。
いや、、、「私にとって」ということではなく、、、
これから家を買おうとしている
あなたにとって、とても大変なことなんです・・・
不動産仲介業者が必要なくなる理由
上のチラシに書いてある「不動産テック」という言葉。
これは「不動産」と「テクノロジー」をかけ合わせた造語です。
ここで言うテクノロジーとは、大量な情報を瞬時に処理したり、AIを使ったりと言った、これまでになかった情報処理技術のことを意味します。
私自身は出典元の本を読んでいないので確かなことは分かりませんが、つまり、情報処理技術の進化やAIの登場で不動産仲介業者が必要なくなるということなのだと思います。
図にすると、こんな感じ↓
・不動産を売買した情報を集めて、貯めておく(データベース化)
・売買情報が多く貯まれば、不動産取引の状況が数値で把握できる(比較しやすくなる)
・データベースにアクセスすれば、誰でも情報を生かせる(取引の透明性)
・売りたい人と買いたい人の直接取引が主流になる
・不動産仲介業者が必要なくなる
という感じでしょうか。
不動産仲介業者がいなくなって困るのは誰?
これから数年内にマイホームを買おうとしているあなたにしてみれば、10~20年先の不動産取引がどうなっていようと、あまり興味が無いかもしれません。
しかし、もしもこの話が現実になれば、不動産流通が劇的に変わります。
これから数年内に購入したマイホームは「不動産テック」が主流になれば、すべて数値で判断されるようになります。
大きさ、形状、使用状況、道路状況、近隣の状況、周辺相場、、、などをもとに「適正な価格」が導きだされるでしょう。
そしてその「適正な価格」は誰でも知ることができるので、それ以上のお金を払ってまでその不動産を買う人はまず居なくなります。
簡単に言うと、、、
資産価値の低い物件は、高く売れないことが確定します。
だからこそ、今、資産価値の低い家を買ってしまわないようにすることがすごーく大事なんです。
不動産仲介業者がいなくなった、未来。あなたの代わりに不動産を売ってくれる人は誰もいないわけですから。
ちなみに。
10~20年先、不動産仲介業者が必要なくなったとしても、私のことは心配していません。
だって、私を助けてくれる方々が大勢いらっしゃるので。
ではまた。
山形にマイホームが欲しい!あなたを応援します。
>>>ご相談やご質問、お問い合わせはこちら
山形県内の方はメールや電話でも大丈夫ですが、県外の不動産に関するご相談は必ず上のフォームからお願いします