I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
「次こそ良い物件が見つかるかもしれない・・・・
でも、本当に見つかるだろうか・・・
この物件に決めた方が良いのか・・・ 」
この物件で決めるべきか、それとも見送るべきか。
重大な決断を迫られた時、あなたはどうしますか?
じつは正しい選択をする確率を高める、数学的な戦略が存在するのです。
秘書問題
次のような場面を思い浮かべてください。
あなたは人事採用の面接官。
これから「秘書」の面接を行います。
面接には10人の応募がありました。面接のルールは次の通りです。
1.1人ずつ面接を行って、応募者を1人面接した直後に、採用か不採用かを選択する
2.不採用にした人を後から採用することはできない
3.不採用なら次の人を面接し、採用する人を決めた時点で採用活動は終了
4.最後の候補者と面接するまでに決められなかった場合は、最後の人を採用する
このケースで、1番良い人を採用するにはどうしたら良いでしょうか?
36.8%面接するまでは、決めない
上の事例は「秘書問題」と呼ばれているものです。
この問題に対して、ある数学者が1つの答えを導き出しています。
導き出されたベストな戦略とは、、、
1、候補全体の36.8%に達するまでは面接を続ける
2、36.8%までの人は採用しない
3、「最初の36.8%の中で一番良かった人」を上回る人が36.8%を過ぎた時点で現れたら、その人を採用する
というものです。
つまり、はじめの3~4人では決めない、はじめの3~4人を参考にして後の人から選ぶ方が良い、というわけです。
これを物件選びに当てはめれば、
はじめの3~4件はスルーして、その後で良い物件が出てきたらそれを買う
ということになります。
私自身は、まったく納得できないのですが、
数学的には、そういうことらしいですよ。
参考にしてみてください。