I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
先日テレビで「お金の授業」を放送していました。講師は「村上ファンド」で世間を賑わせた、村上世彰(むらかみよしあき)さん。
白髪で眼鏡をかけた風貌からは、あの当時とはまた違った印象を受けました。
(参考:教えてもらう前と後「2019年健康とお金スペシャル!」動画55:30付近~)
小学生の時から株式投資を始めた人だけあって、どんな話をするのか興味津々で見ていたら
「賃貸と持ち家、どちらが得ですか?」
と例の質問をされてました。
これに対して村上さんは、、、
「今、東京なら持ち家。地方なら賃貸」
と断言していました。
これを聞いて、あなたはどう思いますか?
「そうか~。じゃ、家買うのやめて、ずっと賃貸にしよう!」
とは、ならないはずです。
村上さんがテレビで言ってたのは、あくまで投資家の視点で見た不動産の買い方です。だから日本全国の不動産を比べてみれば「今、東京なら持ち家。地方なら賃貸」が正解です。
しかし、これをあなた自身に置き換えて考えるとどうでしょう。
いま現在山形で暮らしていて、仕事もあり、子どもの学校のこともある私たちにとって、「東京なら持ち家OK、それ以外はNG」という二者択一の選択だけでは割り切れませんよね。逆に不安になるか、現実味のない話にも聞こえてしまいます。
そこで今回は、山形のような地方で暮らす私たちはどんな家を買えばよいのかについて考えてみたいと思います↓
売りやすい家
居住性やライフスタイル等のことはわきに置いて、投資としてのマイホームを考えたとき、買うべき家とは「売りやすい家」ということになります。
「現金、株式、預貯金、不動産」
これらはどれも「資産」と呼ばれるものですが、不動産だけが飛びぬけて換金しにくい資産です。
不動産(マイホーム)はただでさえ換金しにくい(売りにくい)資産なのですから、投資として考えたときには売りやすさを考えて買うのが一番大事です。
所有している不動産の価値が上がっても下がっても、売りたいときに売れないようじゃ話になりません。
売りやすい家を買い、売りにくい家には手を出さないことを意識しましょう。
では、売りやすい家とはどういう家でしょうか?
それは次の2つを満たしているかどうかで判断します。
- 需要があること
- 安く手に入ること
あなたが買った不動産を他の誰も欲しがらなければ、不動産をお金に換えることはできません。ですから、人気のエリアだったり、活用しやすい地形だったりと、いざ売ろうと思った時に買い手が探しやすい不動産かどうかは重要です。
また需要がある不動産だったとしても、その物件を高く買ってしまったら、売るときに損が発生したり、値が下がりすぎて「売りたいのに売れない」ということにもなりかねません。これも避けるべきです。
売りにくい家
簡単に言えば、上で書いたことの逆(需要がない・高く買った)が売りにくい不動産なのですが、具体的に言うと、例えばこんな家、、、
・過疎地に建てた、こだわりの家
あなたが不動産を探すときのことを考えてみてください。まず探すエリアを絞って、その中から物件を絞っていきますよね。つまり人気のないエリアに建てた家は、そもそも選ばれない(売れない)ことになります。
さらにこだわって建てた分、購入資金も多額になりますから、余計に売りにくい家になってしまいます。
・親名義の土地に建てた家
自分で土地を購入して家を建てることもあれば、親が持っている土地に新しく家を建てる場合もあるでしょう。
親の土地に家を建てる場合は、土地は親名義のままでも自分の家を建てることが出来ます(使用貸借)。
親から土地をもらって家を建てるのも、使用貸借で家を建てるのも、暮らしていく上では変わりありません。
しかし「売りやすさ」で比べると、親の土地に使用貸借で建てた家は非常に売りにくい(売れない)状況になる可能性があります。
例えばあなたが家を売りたいと思ったとき、土地の所有者である親から反対されれば、すんなり売ることは難しくなります。それだけでなく、もしも親が認知症などで正常な判断ができない状態になったら、その土地を含めた家の売買はストップしてしまいます。
売りやすさで考えれば、土地も家も所有者は自分1人であることが望ましいと言えます。(夫婦共有にした方が良いかどうかも、これと同じです。)
まとめ
番組内で村上さんは、こう話してました。
今払うお金と将来 家を現金化した場合 どっちが得か?
を考えることは大事。そして
自分のものだから 幸せになれる という「気持ち」の問題
を考えることも大事。
ホント、その通りだなあ。
それではまた。
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