I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
ちょっと前にこれを見た時、
思わず手を止めて、しばらく考え込んでしまいました↓
某大手、通信教育の販売チラシです。
『宅地建物取引士』の欄に書かれている、この文章、、、
「家を借りるとき、購入するとき・・・知識があれば上手に交渉できる!」
・・・果たして『宅地建物取引士』の資格は、
マイホームを買うための交渉の場でどれくらい役立つのでしょうか?
私の知る限りでは、、、
結論:ちょっとは役に立つ(かも)
宅地建物取引士の資格は、不動産業に従事する者にとってはとても大事な資格です。
(参考記事→不動産取引に必須の資格と言われる理由)
宅地建物取引士の資格を取るためには、
- 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること
- 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること
- 土地及び建物についての法令上の制限に関すること
- 宅地及び建物についての税に関する法令に関すること
- 宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること
- 宅地及び建物の価格の評定に関すること
- 宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること
これら試験範囲を勉強する必要があります。
で、この試験範囲をよく見ると、宅地建物取引士試験で問われることのほとんどが“法律に関わる事”なのが分かります。
なので、この資格を持っていれば、売主や不動産会社が法律違反をしているかどうかは判断できるようになります。
しかし、良い物件の選び方とか、交渉を上手に進める方法などは、宅建士試験では勉強しません。
ですので、この資格を持っていれば交渉が上手に出来るかというと、そういうことは全くありません。
というか、宅建士資格を活かした交渉術があるのであれば、私が知りたいです。(^_^;)
交渉するのも大事ですが
3月。多くの会社が決算を迎える月です。
もしも営業マンから、
「今月は当社の決算月なので限界までサービスできます!」
と言われたら、あなたはどうしますか?
あなたは上手に交渉できますか?
自分で上手に交渉しようと悪戦苦闘するよりも、上手に交渉してくれる人を見つけたほうが早い、と私は思います。
あなたは、どう思いますか?
ではまた。
なお「今月は当社の決算月なので限界までサービスできます!」の答えはこちらをご覧下さい
(参考記事→決算月に住宅の契約すると得する!これは本当なのか?)
山形にマイホームが欲しい!あなたを応援します。
>>>ご相談やご質問、お問い合わせはこちら
山形県内の方はメールや電話でも大丈夫ですが、県外の不動産に関するご相談は必ず上のフォームからお願いします