使ってはいけない言葉

失敗しない土地の買い方

I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
 コグチヒデキ

テレビ業界に「放送禁止用語」って、あるじゃないですか。

それと同じように不動産業界にも、使ってはいけない「使用禁止用語」があります。

「使用禁止用語」とは、チラシやインターネットなどに物件広告を掲載する際に、この言葉を使うと景品表示法違反や公正競争規約違反になってしまう場合がある言葉のことです。

過剰な表現で消費者に不利益となる取引を防ぐために、一部の言葉の使用を禁止しているわけです。

広告表現で禁止されている言葉は、大きく分けると次の6パターンに分かれます。

完全・完ぺき・絶対・万全

1つめは「完全・完ぺき・絶対・万全」のように、物件の形質その他の内容又は役務の内容について、全く欠けるところがないこと又は全く手落ちがないことを意味する用語。

【具体例(ダメな例)】

・オートロックだからセキュリティー対策も万全!

・地盤調査済み!地震でも絶対に倒れません。

日本一・日本初・業界一・超・当社だけ・他に類を見ない・抜群

物件の形質その他の内容、価格その他の取引条件又は事業者の属性に関する事項について、他の不動産業者の物件や、他社よりも優位に立つことを意味する用語もダメです。

例えば「日本一・日本初・業界一・超・当社だけ・他に類を見ない・抜群」などが該当します。

【具体例】

・山形市内で一番の好立地

・紹介可能物件数 地域ナンバーワン

特選・厳選

3つ目は、物件について一定の基準により選別されたことを意味する用語。「特選・厳選」などがこれに当たります。

一定の基準で選んだ事実がないのに「特選」と掲載してはダメなのです。

ですので「特選物件情報」として広告掲載する場合は、

『このページでご紹介している10物件は、全物件とも次の条件を全て満たしております。1.・・・、2.・・・』などと、

「特選」と表記した理由(基準の内容)を明示しておく必要があります。

最高・最高級・極・特級

4つ目は、物件の形質その他の内容又は価格その他の取引条件に関する事項について「最高・最高級・極・特級」など、最上級を意味する用語。

【具体例】

・見晴らし最高!

・最高級システムキッチンを採用しています

買得・掘出・土地値・格安・投売り・破格・特安・激安・バーゲンセール・安値

物件の価格について著しく安いという印象を与える用語も、ダメです。

完売

「完売」という言葉も、物件について著しく人気が高く、売行きがよいという印象を与えてしまうため、じつは掲載NGなんです。


以上、広告掲載における6種類の「使用禁止用語」を紹介しました。

ところでこれらのNGワードも、その内容を裏付ける客観的に実証された資料がある場合は掲載できることになっています。

参考にしてみてください。


ちなみにテレビ業界の「放送禁止用語」というのは、放送局の単なる自主規制なんだそうです。明確に「放送禁止用語」として規制されている言葉はない、とのことですよ。

それでは、また。



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