見積もりを取ったら、アレ?となったあなたへ

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アイラブなら仲介手数料が0円

I love Yamagata.コグチ(@ilv_co)です。
コグチヒデキ

先日のアンケートにお答えいただきありがとうございます。大変参考になりました。今後の広告に活かしたいと思います。

いただいたご意見の中から1つ、ご紹介します↓

経費込みの総額支払いが見えにくいため、見積もりを取ったら、アレ?となることがある。
総額支払いがわかる様な広告だと最高です(業界タブーなのかもですが、期待しております(^^)

貴重なご意見ありがとうございますm(_ _)m

確かに「経費込みの総額支払い総額」って、物件広告に書かれていませんよね。物件価格以外に必要な「諸経費」のこと、気になってる人も多いと思います。

そこで今回は、新築建売を買う時の「諸経費」について解説していきたいと思います。
※「なぜ広告には総額表記が無いのか?」についてもお話します

諸経費=別途工事費用+手続き費用

物件以外に必要な諸経費は、大きく分けると「別途工事費用」「手続き費用」の2つに分けられます。

別途工事費用

一般的に、広告の価格は現状のまま引渡した場合の金額が記載されています。
キッチンやトイレなどの基本的な設備は価格に含まれていますが、生活する上で足りない設備は買い足す必要があります。

<よくある別途工事の例>

  • 照明
  • カーテン
  • 家具・インテリア
  • 家電
  • 冷暖房設備
  • 植栽・フェンス・カーポート
  • 網戸
  • TVアンテナ

建売の場合、これらの一部または全部が付いていないことがあります。家具、家電、インテリアなどは付いていないことが多いです。これらは別途工事費として見込んでおく必要があります。

「展示場を安く譲ります!キャンペーン」みたいのだと、「これら全てついてのお値段です!」なんてこともありますけどね。

手続き費用

手続き費用には

    1. 1.登記のための費用
    1. 2.税金
    1. 3.借入のための費用
    1. 4.仲介手数料

などがあります。

1.登記のための費用

登記というのは、不動産の所在地や持主をハッキリさせるための手続きです。

登記をしていないと、不動産の所有者が誰かを証明することが出来ません。なので、登記は必ず行うことになります。また登記するためには税金(登録免許税)がかかります。

建売を購入する場合は、司法書士に登記を依頼するのが一般的です。依頼する司法書士を売主から指定されることもあります。

つまり、登録免許税と司法書士に支払う報酬を合わせた金額が、登記のための費用として必要ということになります。

2.税金

登録免許税の他にも税金がかかります。不動産取得税と固定資産税です。

不動産取得税は物件購入時に1度だけ、固定資産税は毎年継続して(額はだんだん減って)支払う税金です。

売買した年の固定資産税だけは、引渡し日以降の負担分を売買代金と併せて売主に支払います。

ちなみに現在、国は、マイホームの購入を積極的に後押ししていて、不動産取得税と固定資産税には減税措置があります。なので税金の額は、そんなに心配するほどではないと思います。

それから、売買契約書やローン契約書に印紙を貼るのですが、これも印紙税という税金の支払いにあたります。

3.借入のための費用

住宅ローンを利用するなら

  • 銀行に支払う融資手数料
  • 保証会社に支払う保証料
  • 火災保険料
  • 団体信用生命保険料(団信)
  • 借入に必要な登記費用(抵当権設定登記

などがかかります。

それぞれいくら必要か?というのは、どの銀行(金融機関)に申し込むのか・いくら借りるか・どんな物件か・年収年齢勤め先勤続年数どんな保険を利用するのか?などによって大きく変わります。

例えば保証料などは0円になることもありますし、数十万円かかることもあります。

「これって普通、いくらかかるの?」って、よく聞かれるのですが

人によって内容が全く違うので、その人の状況を良く聞いてからでないと、答えるのがなかなか難しいところなんですよね (^_^;)

4.仲介手数料

不動産業者に支払う報酬のことです。

簡易計算法:消費税抜き売買代金×3.24%+64,800円
<例>1000万×3.24%+64,800円=388,800円

2500万円の物件とすると、仲介手数料は80万円以上になります。普通は。

詳しくは以下の記事を参考にしてください↓

土地代金以外の諸費用について
衝撃!キャンペーン景品の金額はどの会社も同じって知ってた?
「仲介手数料は無料」ってスーモに掲載できない理由

ちなみに当社では、こんなのやってます。良かったら利用してくださいね↓

まとめ

具体的な数字を見ないと分かりにくいと思いますので、簡単なモデルケースを以下に記載しました。

モデルケース

山形市内の新築建売
物件価格2500万円(土地1000万円、建物1500万円)
住宅ローン利用 2500万円 として、、、

別途工事(ざっくり170万円くらい)

  • 照明 20万円
  • カーテン 30万円
  • 家具・インテリア 20万円
  • 冷暖房設備 80万円
  • 網戸 12万円
  • TVアンテナ 8万円

手続き費用(ざっくり100〜250万円くらい)

  • 登記のための費用 50万円
  • 税金 20万円(売買に伴うもの)
  • 借入のための費用 100万円
  • 仲介手数料 〜838,800円

ただし、これらはあくまでも概算です。

あなたが実際に買う際の金額と違いがあっても責任は取れませんのでご了承ください。
↑「総額支払」を広告に掲載しないのはこのような理由からです

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